井尻 愛紗 ピアニスト

「感受性に満ちた鮮明な演奏、優れた創造力を持つアーティスト。井尻愛紗のもつ先天的な音楽性は、そのヴィルトゥオーゾなテクニックと密接に結びついている。」

7歳の時、京都府民ホール・アルティにて デビュー。15歳にして、ストックホルム・コンサートハウスでリサイタル・デビュー、またワルシャワ・フィルハーモニック・ホールでピアノコンチェルトを共演して以来、ハンガリー、ポーランド、フランス、イタリア、ベルギー、オランダ、スウェーデン、ノルウェー、ドイツ、英国、アメリカ、韓国や日本国内で、コンサート・アーティストとして国際的な演奏活動を行っている。

2004年ストックホルム王立音楽大学演奏科学士課程を卒業。2005年ギルドホール音楽大学演奏科修士号を受賞。2007年英国王立音楽大学アーティスト・ディプロマ(国家演奏家資格)並びに、最優秀賞を取得。2007年ロンドン・デビュー、その繊細な音楽性に満ちた演奏は絶賛された。

オランダ国際音楽会議、リーズ国際コンサート・シーズン、バース国際音楽祭、フェアフィールド・ホール・リサイタルシリーズ、リッチフィールド国際音楽祭 '13 (スポンサー:BMW)、ウェールズ国際コンサートシリーズ '14、Three Choirs Festival '14 (音楽祭議長:チャールズ皇太子)、ウィンブルドン国際音楽祭 '15、ウィツタブル・コンサート協会、ショパン音楽祭 IN ドゥシニキ、ベオグラードフィル・国際ピアノフェスティヴァル他より招待を受け、ソロリサイタルを開催。その演奏は、英国放送協会BBCテレビ、マルタPBSテレビ、セルビア国営テレビRTSでも放送されている。大阪センチュリー交響楽団と、ラフマニノフ・ピアノ協奏曲第2番(川瀬賢太郎指揮/2007年)、ショパン・ピアノ協奏曲第1番(ケン・シェ指揮/2008年)、オーケストラ・ムジカ・チェレステ(篠崎靖男指揮/2009年)とグーリーグ・ピアノ協奏曲を共演。2010年、東京オペラシティーにてデビューリサイタル、滋賀県文化奨励賞受賞記念コンサートを開催し、好評を博した。2011年、NATプロデュースによるピアノソロ・アルバム『Pilgrimage-ピアノと歩む巡礼の旅』をリリース、英国にてクランブルーク交響楽団とモーツァルトピアノ協奏曲第21番・K467を共演、また世界で注目の若手ピアニストとして"Pianist of the World Series"に選ばれ、ロンドンのSt.Martin-in-the-Fields にてリサイタルを開催。2013年、ベオグラード旧宮殿にてラジオ・ベオグラード・ブロードキャスト・リサイタル、セルビア国営テレビで大人気の音楽番組”Nedeljom uveče”(RTS)にて生演奏、華やかなベオグラードデビューを飾った。

室内楽やピアノデュオ、また現代音楽の世界初演の舞台も数多く、2005年にはジョージ・ベンジャミン指揮/ロンドン・シンフォニー・オーケストラ共同プロジェクトに参加するなど、交響楽団員としても活躍。Brighton Japan Festival '13 にて世界初演した若きウェールズ出身の作曲家ルウェリン・アプ・ミルディンのピアノ曲『SAKURA』は、英国放送協会BBC Radio3にてブロードキャストされ、2014年 WW Records プロデュース『SAKURA』をリリース。その反響により、アプ・ミルディンの新曲ピアノソロ作品の録音、それにリミックスを加えた斬新なアルバム "WW 2.0" (2015年) と "PRELUDES" (2016年)が同レーベルでリリースされた。

2005年英国マーロー音楽祭リサイタルコンクール全部門を含め最優秀賞、2006年マーロー国際コンチェルト・コンクール第1位受賞、2009年滋賀県文化奨励賞受賞。2010年Steinway&Sons社より、スタインウェイ・アーティストに認定。日本国内でも多くのコンクール優勝、入賞歴がある。これまでに、ステファン・ボイステン、アンダース・シルストローム、ポール・ロバーツ、アンドリュー・ボール、ゴードン・フェルグス・トンプソン各氏に師事。

2014年、欧州委員会(European Commission)より英国代表アーティストに推薦されEU文化発展プロジェクトに参加、イタリア、ベルギー、ポーランド、英国各地にてコンサートとマスタークラスを開催。2015年、ロンドンのCadogan HallにてOrion交響楽団 (Toby Purser指揮)とリスト・ピアノ協奏曲第2番を共演、11月にはSt.George's Bristol、ウィンブルドン国際音楽祭 '15 -New Generation Artists Platform- にてピアノソロリサイタルを開催、またニューヨーク・スタインウェイ社より招待を受け、スタインウェイ社が開発した最新ピアノ・iPadで制御された自動演奏システム "SPIRIO" のレコーディング・アーティストとして契約された。2016年にはN.A.Tプロデュースよる2枚目のCD『ロミオと愛の空』をリリース、2017年3月にはカーネギー・デビュー・リサイタルを予定している。